2007年4月12日木曜日

フルの前半、後半のペース配分について

 フルで記録を意識した走りをして後半で潰れるケースは非常に多いです。色々な原因が考えられますが、フルを走りきる走力があることを前提に、その原因を検証してみようと思います。フルは一定ペースを意識しても、当然後半に疲労のピークが襲ってきてどうにか粘って走りきるというのが一般的です。いかにガス欠、疲労によるクラッシュなしに走りきるかはひとえに前半・後半のペース配分にかかっているといっても過言ではないと思います。

 例えばハーフのベストが1時間32分前後の人はどれほどのハーフのペースで前半を折り返せばよいのか?これは失敗、成功を繰り返して検証しなくてはならない問題ですが、自分の場合のケースで成功した昨年の河口湖では前半が1時間38分30秒前後、後半が1時間40分30秒前後でした。ハーフのベストは大体1時間32分30秒くらいですから(計算し易いように30秒であわせました)前半ハーフはハーフベスト時の106.5%、心拍数ではハーフベスト時で152~153、フルでは136~138程度と推測できるので、ハーフベストの時の90%前後ということになります。これなら、悪くとも、後半ハーフを前半の5分遅れ内外で走ることが可能と思われます。

 目標の2時間59分の理想のハーフラップは前半1時間27分と前に想定したので、同様に90%心拍強度の余裕でこのハーフタイムを出すためには、理論上、ハーフベストのタイムが1時間21分41秒ということになります。平均心拍最大強度155まででハーフをこれ前後で走りきれる走力、心肺能力が必要というのが計算上での結果でした。これでないと果たしてフルで3時間を切れないのかは今後体験を通して証明していきたいと思います。

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